運動発達評価

小児のリハビリでは運動の発達を評価します。

粗大運動の発達と姿勢制御は密接に関わりあっています。

人の動きを見るときは、手足といった四肢の先端に注目してしまいますが、まずは体幹と姿勢を注意して評価することが大切です。

赤ちゃんの運動の発達ではどんなことを評価するのか?

自発運動の観察

運動の観察ではどのような動きができているか評価します。

一般的に首がすわる➡︎寝返りができる➡︎ハイハイする➡︎高這いができる➡︎つかまり立ちができる➡︎歩ける

といった順番で動作を獲得していきます。

こちらも参考に
赤ちゃんの成長の順番は!?

 

発達の段階でどこまでの動作が獲得できているのか?
次の動作獲得のためにはどのような練習・遊びが必要なのか評価します。

また全身の動作だけではなく、にぎることはできるか、つまむことはできるかなど手指の動きも見ていきます。

おもちゃや人に対する反応

おもちゃや人に対する反応では目が見えているか、耳が聞こえているか、どのようなおもちゃが好きか評価していきます。

子供は大人の指示にしたがって訓練をすることができないので、興味を持つおもちゃを使って注意を引きながら動作をうながしていきます。

私の友人のパパ・ママの話を聞いていると、子供はアンパンマンと電車を好きになる傾向があるそうです。

以前テレビ番組でも、子供はなぜ電車が好きなのか?というトピックで検証されていたのですが、子供は期待して➡︎期待通りのことが起きるのが好きだからと言っていました。

電車は一定期間ごとに連続して通るので、子供は次も電車が通るかな?と期待して、その通りに電車が通ることが快い刺激になるそうです。

 

筋肉の緊張

筋肉の緊張が高いこどもたちには、ゆっくりと動かしてリラックスさせるアプローチを行い。
筋肉の緊張が低いこどもたちには、姿勢を保つような活動を促し、運動の自発性を引き出すようにします。

上肢の筋力が低い場合に、対称性緊張性頚反射という反射を利用して代償するということもあります。

対称性緊張性頸反射とは?

赤ちゃんを四つ這いにした時、
頭を上げると、腕が伸び・足を曲げる
頭を下げると、腕を曲げ・足が伸びる

この反射を利用することで、ハイハイ時の手の力が弱い場合、首を伸ばすことで手を支えるのをサポートすることがあります。

運動のパターン

どのような運動が得意なのか評価します。

こどもによっては、右側を向いて寝るのが好きな子、左側からの寝返りはできるのに右側からはできない子など様々なタイプがあります。

そのようなこどもひとりひとりの動きに合わせて、得意なことはもっと伸ばせるように、苦手なことも徐々にできるように促していきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です